2020年12月15日

◆【テイスティング】新たなスペシャルティ

先日サンプル焙煎をしてみたコーヒー豆の一部を

飲み比べてみました。

完売となった「ケニア レッドマウンテン」の後継として

同郷のケニアより、

「ケニア AB TOP ザ・プライドオブケニア キアンドゥ」

仕入れ業者の資料によれば、

「全盛期の西城秀樹を思わせるゴージャスな香り。キアンドゥ!」

だそうです。本当にこれだけです。

実に面白い。

まともに説明する気がないようです。

悔しいけれど、お前に夢中になるのかな。


とにかく入れてみます。



豆をひいた直後、カラメルのような

非常に良いコーヒー香が立ち上がりました。


ちょっと特殊な方法でドリップ!中煎りと中深煎り。

◆【テイスティング】新たなスペシャルティ

少量の豆でもできるだけ抽出できるように

工夫されています。

◆【テイスティング】新たなスペシャルティ

豆をたくさん入れすぎるとジャイアントカプリコになるので注意。

◆【テイスティング】新たなスペシャルティ

鋭角なペーパーフィルターでゆっくり抽出します。



そんなこんなで、中煎りと中深煎りの2つを淹れてみました。


まず思ったのは、ここまで酸味の強さが変わるのか!


中深煎りは、まるで卵たっぷりの焼きプリンを思わせる香りに

スパイスや地味目のフローラル感。

一口飲んでみるとカラメルのような、コーヒーとしての重厚感が

先にきて、後半になってレモン系の爽やかな酸味がふわっと来る。

この辺りは狙い通りの味で、私の好みの焙煎度に出来上がりました。

パブリックスコーヒー取り扱いの豆だと、

レッドマウンテン(完売)や

タンザニア キリマンジャロ AATOP シミラングワダ農園

この辺りは中深煎りで同様の味の展開が楽しめます。


一口飲んだ時、前半にしっかりしたコーヒー感、

後半に爽やかさがふわっと来て後を引く。

こういうのが最近好みです。おすすめです。



さて、中煎りですが、一気に酸味が前に出てきます。

レモンです。決して嫌な酸味ではないが、

ちょっと一般的には強すぎるかなといった感じです。

しかしながら、プレスなどでやや荒々しく淹れれば

いいバランスでかなり美味しそうです。


とはいうものの、中深煎り→中煎りの変化が

ちょっと極端すぎるのでもう少し「中煎り」の焙煎度を

調整して最適解を見つけていこうと思います。


中煎りあたりは酸味がやや強めながら

全体の調和がとれているといった状態を狙いたい。

強い酸味を楽しむのは「浅煎り」に譲りたい。


焙煎度によって大きく変化するのは

ケニアのコーヒー豆の特徴であるらしいです。

ある意味では、焙煎度によって、どなたにも

美味しい、オールマイティのコーヒー豆かもしれません。


ということで、もう少し研究をしてリリースしたいと

思います。お楽しみに!



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Posted by kimi at 11:49│Comments(0)コーヒー
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